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(トークの続き)

h:パフォーマンス的な事でこれからやりたいことってありますか?

o:なんでもやりたいモノマネとか!大学時代あまりにも友達居なくて自分は喋れない人間だと思ってて、だから音楽とか絵とかやんなくちゃいけないんだって、でも最近自分喋るの好きじゃん友達いなくて喋る相手居なかっただけやんって気づいて。最近MCが超長くて、さだまさしみたいになってきちゃって(笑)

h:歌わない(笑)

o:しゃべって5分くらい歌ってまたそれでーみたいになってきちゃって(笑)ほんとなんでもないこと喋って(笑)お母さんがさだまさしとかジュリーが好きで

h:ご両親はどんな人なんですか?

o:お父さんは、ほんとザ公務員って感じ。お母さんは昔教師で、結婚してやめて、お母さんに勉強しろとは一回も言われたことない

h:仲いいんですか?

o:仲いい、お母さんと仲いい

h:頻繁に連絡取ったり、

o:ライヴのとき、風邪ひいてて、ホント声出なくてお母さんに電話して、「お母さん風邪ひいた助けて」とか

h:(笑)逆に、音源としてやりたいことはありますか?

o:いろんな人に曲書きたい、あと自分が今までやってきた手法とかが自分の中にあって、声の出し方が母音を伸ばして段々深めて重くする後ろのめりの、そういうのやってて、それが四つ打ちとかのトラックに合わせるとまったく合わないっていうのがあって。一切意識したことなかったから、それを、やってみたいというのがあります、手数を増やしたい

h:2ndアルバムの「絶対少女」では、直枝政広さんがプロデュースを担当されてますが、それはどういう経緯で

o:一緒にライヴやったときに凄く良くて、デトックスみたいなギター弾くんですよ、で、この人いいとこに連れてってくれる人だなーって。自分が音源とか盤に興味なさすぎて、そういうのに思い入れが強い人にやってもらいたいとも思ってたから直枝さんにお願いしました

h:なるほど。ホームページに、すべての芸術を敬意を持って踏み台にさせてもらって、ってことが書いてあったんですが、その辺ももうちょっと噛み砕いて聞きたいです

o:それは、もう単純に、ツギハギの何が悪いの?っていう。日本人はそれしかないみたいな。自分の中高生の時代が、一番そういうのを知らなかった人たちに向けて、この曲の元ネタはこれみたいに全部検索できてびっくりした世代で

h:そういうサイトありますもんね

o:もういいじゃん別にみたいな

h:批難されたりしても、と(笑)

o:うん(笑)もういいじゃんって。自分だけの音を作ろうとするほどややこしすぎて訳わかんないことになってるし、てか最初は真似したほうが成長するでしょ何事も、そっからだから。

h:大森靖子って、本名ですか?

o:本名です。芸名なんも思いつかなくて、名前の真ん中に☆を入れてみたりとかしたんですけど

h:良い名前ですね。センスがいい、ご両親

o:ほんとは松田聖子の聖の字になるはずだったんだけど、おじいちゃんがこの漢字にしたら性格悪い子になるって姓名判断に出てるからやめなさいって言って、それで靖子になったんです。意味が、やすらかとか、大らかって意味だから、そういう風な子に育つようにって

h:全然違いそうな感じがする(笑)

o:そう絶対違う(笑)

h:そういえば、ゲームがお好きだそうですが、それはご家族の影響とかは、

o:あんま好きじゃないんですけど、家族全員ゲーマーで。父母弟って。学校で女の子ってドラマの話しとかしてるじゃないですか、ああいう話全然ついていけなくて、家族みんなゲームしてテレビ占領してるから、ゲームの音楽がごはん中でもずっと鳴っていて、けっこうトラウマで、しかも全クリタイプの人間なんですよ家族全員が。アイテムも全部とって攻略したいっていう。だから10回くらいストーリー見なきゃいけなくてドラクエとかFFとか…だから自分はぷよぷよとか桃鉄とかスマブラとかしかやらなくて

h:ゲームのベストを挙げるとしたら何ですか?

o:ぷよぷよ

h:ぷよぷよ、良いですよね。好きです

o:キャラクターのイラストが、色々あるじゃないですか、あれで、点が一個だけのキャラがいて、名前が「ここにいる」っていう

h:(笑)かわいい。台詞とかもいちいち可愛いですよね、ハラヒレハラホレ~、とか

o:(笑)

h:大森さんの中でこれは印象に残ってるって恋愛、ありますか?

o:基本的に私はフラれちゃうんで、フラれたら別れなきゃいけないんで嫌いになるしかないじゃないですか。だから元カレは全員嫌いなんですよ

h:嫌いになろうとして、なるんですか?努力して?

o:ズルズルなるのがホントに嫌いで、ブツッと切るしかないみたいな(笑)

h:嫌いになったらなったで、またなんか向こうから言ってきそう

o:そうなんですよ、いっつもそう(笑)それでまたやっぱりみたいになって、でももう嫌いじゃないですか(笑)もう嫌いです!ってなって、さらにより嫌いになる

h:どうやって?

o:自分で洗脳みたいな

h:行動でなにかするとかじゃなくて、私あいつのこと嫌いだ私あいつのこと嫌いだ、って、

o:無理無理無理無理みたいな感じで思い込む(笑)でもあんまりよくないと思う(笑)良い思い出とかも全部消してるから(笑)

h:結婚とか子供とかの願望はありますか?

o:ない。でも前よりは考えるかな。2,3年前とかすぐ死ぬと思ってたし、死にたいとかじゃなくて、この勢いで頑張ったら過労だ、死ぬみたいな(笑)展望がなくて、自分の遺伝子なんかホント残さなくていいとか思ったりもしたけど、そこまでは思わなくなりました

h:大森さんは弱い部分をちゃんと客観的に見てつくってると思って。なんですけど、大森さんを好きになる子って客観性を持てないまんま大森さんを神格化するような子も居ると思うんです

o:あんまり実際会ったことないですけどね、けっこうモデル頑張ってますとか、大森さん見てるとやる気出ますみたいな、結構前向きでほんと可愛い子が多いです。最近だと、自分はプロレスが大好きで女子プロレスでスタッフとして働いているんですけど、プロレス観てるときと同じくらい大森さん見てるとスカッとします。だから女子プロレスに遊びに来て下さいみたいな手紙もらったり…

h:(笑)

o:そういう子とか多いです。衣装つくってて大森さんが着てくれるようにがんばりますとか、あとは普通のOLさんとか。

h:いま友達増えたって思います?

o:知り合いがすごく増えた(笑)

h:冷静ですね(笑)

o:いや友達とか言ったら申し訳ないなみたいな(笑)

h:月刊根本宗子っていう劇団知ってますか?

o:今泉監督から、根本さんが好きって言ってくれてると聞きました

h:アコースティックアレンジのI&YOU&I&YOU&Iを劇中で歌ったんですよ、ほんとに良くて

o:(笑)完璧ですよね、いい未来が全部そこにあるみたいな。しかもそれがつんくさんが作ったっていう、すごすぎる。カルマ呪縛なんですよ、わけわかんないですよ

h:つんくさんは大森さんにとってどういう存在ですか、

o:なんだろう、私の大好きなメンバー達を幸せにしてくださいみたいな。ホントありがとうございますみたいな気持ち

h:秋元康とかは?AKBとか

o:秋元さんは結婚なさっている相手がプロデュースしたアイドルのメンバーだったじゃないですか、で、つんくさんは、預かった大事なお子さんをそういう風に見れないとおっしゃっていて。それで、自分が好きなアイドルはやっぱ、プロデューサーにそういう目で見て欲しくないなーって。AKBはいいなーテレビとかいっぱい出れてって感じです。裏側とか炎上とかああいうのは、見ちゃいますよねやっぱ。自分の2ちゃん一度だけ見たら、凄まじく全部ウソで(笑)大体が誰とやったとかばっかりなんですけど、全部やってなくて(笑)吉田豪さんとか、フライデーの担当の人とか、ハロプロの関係者とか、そういう人だいたい全部やったって(笑)

h:仕事した人全員と(笑)

o:やったら仕事できねぇよみたいな。テキトーなんだってのがすごくわかって。だから、アイドルがジャニーズの誰々と付き合ってるとか、信じないでいられるようになりました

h:匿名の力ですね。インターネットはいつから使ってましたか?

o:インターネットはずっと携帯でやってて、高校生くらいからですね。だから画質のあらい画像が一番好きなんですよ、女子の自撮りとかムービーとか、これくらいじゃないとダメなんですよ(手で小さな長方形をつくる)

h:なるほど。ちょっと気持ちわかるかもしれない

o:おっきい画面で見るとウッてなるんですよ(笑)

h:(笑) そんなにおっきくなくていいよ、って

o:その頃とかは、私トイレの一番奥の部屋でお弁当たべてて、みんなが誰もいないと思って仲のいいグループの友達の悪口言ってたりとかするのを聞いて、あーすごいーとかやってるのが趣味でした。すごいソワソワする。中に居たくはないけど、怖くて。外側から、すごいすごい!みたいな

h:その感じが女の子なんですよね

o 電車の中とかも、皆携帯で何打ってるんだろって思って、乗るの面白い時間帯とかありますよねー

h:確かに。夜に電車乗ると列全員寝てるとかあって

o:うんうん、意味わかんない体勢とか

h:ここは家か、っていう(笑)日本だからできるのかな

o:でも朝はみんなツン、みたいな(笑)愛おしいですよね、なんか。自分もやってるのかな?

h:夢とか見ますか?

o:単位とれないとか遅刻するとかそんなばっかり。単位ギリギリだったんで。大学卒業することしか親孝行できないとおもって、必死に卒業したんですけど。芸術系の授業と語学とか体育系の授業とで必要な単位数が別れてて、4年のときの英語とか外国語の単位が全然足りなくて、芸術系のほうが楽しいじゃないですか(笑)で、4年のときは毎日テニスとかバレーボールとかすごいがんばってて(笑)

h:つらい(笑)

o:意外に、ムサビの体育がめっちゃやる気があって、美大だからってなまってんじゃねーよみたいな、けっこうマジでやらされてて。ずっと筋肉痛で。なにしに大学きてんだろうみたいになって(笑)

h:絵描いて、アイドル聴いて、

o:そうそれでいっぱいいっぱいになってたから、卒業できなかったらどうしようどうしようって、あと一回休んだら終りだーみたいな、月一回夢に見る

h:怖い!

o:超コワイ。友達も居なかったから、課題とか教室変更とかきけないし

 


話たりなさを感じつつ、そこで時間が来てしまいました。走り抜けていった時間に驚き、私は一気に大森さんを好きになったのでした。長い間大森さんの体内で渦巻いていた才能が、いま惜しげも無く放出されている、私はその瞬間の目撃者になっている。その事実に高揚しつつ、私は、大森さんはどうしてあんなに可愛い女の人なのかなあ、と思いながら、帰路についたのでした。


大森靖子 - 大森靖子公式ページ
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阿部はりか – 禁断の多数決
http://kindan.tumblr.com